2017北方領土返還要求北海道・東北国民大会

8月25日に札幌の道新ホールにて北方領土返還要求北海道・東北国民大会が実施されました。

大会に先立って行われた、街頭行進にも参加し、赤レンガ庁舎から大通公園までの市内中心部にて、北方領土の早期返還を訴えてまいりました。

行進の後、開催された大会では、元島民の声を拝聴させていただき、北方領土特別委員の一員としてさらに身の引き締まる思いでした。

最後に次のとおり大会宣言および大会決議がなされました。

<大会宣言>

択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は、私たちの先人が血と汗で開拓した地として受け継いできたものであり、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国固有の領土である。

政府は、これまで強い意志をもってロシアと粘り強く外交交渉を重ねてきたが、戦後71年を迎えたこの年においても、いまだ解決の道筋は見えないままである。

こうした中、さる5月6日にロシアのソチにおいて、日露首脳会談が開催され、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を「新しいアプローチ」で精力的に進めていくことで合意したところである。現在の政治情勢などから決して楽観できない状況ではあるが、政府において、今後とも対話を重ね、北方領土問題の解決に向けた交渉が大きく進展することを期待するものである。

北方四島を追われ、一日も早い故郷の祖国復帰を望む元島民の半数以上の方が既に他界されており、生存されている方も高齢化が進んでいる中、これ以上、領土問題の解決に歳月を費やすことは許されない。

私たちは、今後とも北方四島の一括返還の実現を目指し、政府の外交交渉を後押ししていくとともに、新たな決意のもとに粘り強く北方領土返還要求運動に取り組み、更なる世論の喚起を図ることを、本大会の名において宣言する。

<大会決議>

北方領土、すなわち択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島は、歴史的にも法的にも我が国固有の領土であるにもかかわらず、いまだロシアに不法占拠されており、北方領土問題の解決は日本国民の悲願である。

特に、父祖伝来の地として受け継いできた四島(しま)を追われた元島民は、一日も早い北方領土の返還を一心に願っている。

この願いが、北方領土返還要求運動の源であり、さらに国民一人ひとりの領土返還を求める思いが込められた返還要求署名は8千8百万人を超えている。

私たちは、返還を切望する元島民や後継者をはじめ、日本国民の心情を重く受け止め、より一層国民世論の結集に努める決意である。

政府、国会においては北方領土問題の早期解決のため、次の措置を講ずるよう強く要望する。

一、 北方四島の一括返還の実現に向け、毅然たる姿勢で外交交渉に臨むこと。

一 、国内世論の高揚と結集及び国際世論の喚起促進を図ること。

一 、北方領土教育の拡充強化と青少年に対する啓発活動の促進を図ること。

一 、北方四島交流等事業の円滑な推進を図ること。

一 、北方四島における共同経済活動は、領土返還に結び付くよう協議を進めること。

一 、北方四島周辺水域における安全操業を確保すること。